憧れのホームシアター空間!!世界観を高めるインテリアデザイン
先日、とあるシアタールーム付のご自宅の、インテリアをコーディネートさせていただきました。
シアタールームは「非日常感」を味わえる空間なので、お部屋の力を底上げできるようなインテリアをセレクトしました。
シアタールームとは
シアタールームとは、映画やドラマなどの映像鑑賞や、ゲームなどを大型の画面で楽しむための娯楽部屋です。
寝室などにプロジェクターを備えて、シアタールームと兼用する場合もありますが、今回の物件は完全なる専用部屋です。
コーディネート以前に、お部屋の潜在能力の高い、素敵な空間でした。
シアタールームなので、クロスはグレー、フロアカーペットはチャコールグレーとトーンの落ち着いたものが採用されていたので、今回の基調色をホワイト・グレー・ブラックと設定し、あらゆる商材の中からアイテムを選びました。

シアタールーム 全体像
[ Before ]

[ After ]


部屋の照度を落とすことによって、一層ムーディな雰囲気へと様変わり。
窓には “NORMAN”のスマートドレープシェードを採用。
遮光性機能を備えた U型立体シェード。
スクリーンの映像を鮮明に映し出すために、遮光対策は欠かしてはいけません。
[ Before ]

[ After ]

スリムなフレームラインの、アームレス(肘無し)タイプのコンビネーションソファをセレクト。
非対称なプロダクトは、空間をリズミカルにしてくれます。
本体に対して、ルーズなバッククッションの配置は、空間にゆとりを与えます。
Serge Mouille(セルジュ・ムーユ)の名作スタンドライトは、このシアタールームのデザインアイコンです。
その見た目は、単なる光をつくる道具ではなく、空間のアクセントになります。

コーヒーテーブルは、ホワイトテラゾー(人造大理石)を天板に用いたデザイン。
機能性とデザインに優れており、置いているだけでハイセンスな空間になります。

Arts And Crafts/アーツアンドクラフツ[Low Table]

天然本革100%素材で仕上げられたラグは、グラデーションが美しい、パッチワークデザイン。
滑らかな毛並みは、お部屋に高級感を与えてくれます。
空間がチープにならないよう、ラグの選定は特に拘りました。
上質なインテリアには、それに釣り合った上質なラグを敷くことで、はじめてバランスがとれます。
Movie/ムービー [Rug]
メインのソファ以外に、パーソナルソファ(一人掛け)を、窓元の角に配置。
専用の居場所を設けることで、一人のリラックスできる時間をつくることが出来るます。

Fifteen/フィフティーン[Lounge chair]
テレビボードは楕円型の伸長式で、重みのあるなかに優しさを加えました。
迷光対策のため、本体色は黒にし光を吸収させるようにしました。
ジャバラ(巻き戸)のスムーズな開閉操作が、とてもクセになります。

Pause/ポーズ[TV board]
シアタールームの隣には “デン”(書斎) があり、ここでも自分の世界をつくれます。
リモートワークはもちろん、趣味や読書の場として、シアタールームの傍らに寄り添います。
[Before ]

[ After ]


ホームシアターの魅力
[ Before ]

[ After ]

映画館に行かなくても、自宅でリラックスした状態で、心地よいひとときを味わえるのが、ホームシアターの魅力です。
映像と音に包まれながら、家族や大切な人と過ごす何気ない時間を、かけがえのない思い出に変えてくれます。
シアタールームに、上質なインテリアを配置することで、毎日の生活がさらに彩られます。
あなたの暮らしにも、そんな物語を紡ぐ空間を取り入れてみてはいかがでしょうか。


