引越し時に家具を“手放すか、持っていくか”の判断基準
引越しのタイミングは、家具と向き合う節目でもあります。
「このテーブル、持っていくべきかな…」
「新しい空間には、今のソファは合わないかも?」
そんな風に、悩んだことのある方も多いのではないでしょうか。
新しい暮らしには新しい空間があり、家具との相性も変わってきます。
今回は、家具を“持っていく or 手放す”を見極める判断軸を、alboの視点からご紹介します。
1. サイズが“合う”だけじゃ不十分
新居の間取り図を見て「今の家具も一応置ける」と安心していませんか?
でも実際に置いてみると…
- 部屋が思ったより狭く感じる
- 動線がスムーズじゃない
- 採光や圧迫感が気になる
というケースは意外と多いのです。
▶︎ チェックポイント:
- 家具のサイズ感だけでなく、周囲に必要な「余白」も想像してみる
- 動線がスムーズに保てるか(人がすれ違える幅は約60cm〜)
- 天井高や窓位置とのバランスはどうか
alboでは、引越し先の間取り図をもとに、3Dでシミュレーションするサポートも行っています。
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2. 新居のテイストと“合うかどうか”
今までの家具が気に入っていたとしても、新しい空間の雰囲気に合うかどうかは別問題。
- 壁紙や床材の色が変わると、家具の見え方も変化
- 日当たりが違えば、素材の印象も異なる
- 生活スタイルが変われば、必要な家具も変わる
▶︎ 判断基準のヒント:
- 家具を1つの「点」ではなく「空間の一部」として見てみる
- 新しい空間で“その家具にどんな役割をもたせたいか”を考える
- 合わせたいイメージ写真やインテリアの方向性をイメージする
3. “想い出”があるかどうかで考える
家具は、ただのモノではありません。
ときには、**大切な時間を一緒に過ごした“記憶の器”**でもあります。
- 家族の団らんを囲んだダイニングテーブル
- 子どもの寝顔を見守ってきたソファ
- 初めてふたりで選んだテレビボード
手放すかどうかを考えるとき、「この家具に思い出は宿っているか?」という視点も大切です。
思い出のある家具なら、多少サイズや色が合わなくても、“空間の中で生き続ける方法”を探す価値があります。
4. 運搬コストとリスクも冷静に比較
大型家具の場合、搬入・搬出にコストがかかることも。
また、階段・エレベーターが使えない物件や、搬入が難しい間取りでは、吊り上げ搬入や分解が必要になるケースもあります。
▶︎ コストとのバランスの取り方:
- 「運搬費+手間」と「新しく買い替える価格」で比較
- 長く使えるものか?この機会にアップグレードしたいか?
- 破損リスクや傷み具合もチェックして判断
alboでは、家具の買い替えと合わせた「再活用プラン」や「一部だけの買い替え」もご提案しています。
5. 手放すときに「後悔しないか」
引越しで慌ただしくしていると、つい勢いで手放してしまいがち。
でも、あとになって「やっぱり持ってくればよかった…」という後悔も多く聞きます。
▶︎ 後悔を防ぐために:
- 手放す前に、その家具の写真を撮っておく
- 一度、家具の役割や思い出をノートに書き出してみる
- 他の部屋や用途で“第二の居場所”がないか検討する
- リメイクして活用できないか検討する
「捨てる」ではなく、「見送る」くらいの気持ちで考えてみると、後悔のない選択ができます。
“持っていく or 手放す”は、未来への問いかけ
家具を持っていくかどうかを決めるのは、単なる物理的な判断ではありません。
それは、「これからの暮らしに、この家具が必要か?」という問いでもあります。
- 今の自分たちの暮らしに合っているか
- 空間の中で役割を持てるか
- 心が動く存在か
それを一つひとつ確かめながら、丁寧に選ぶこと。
それがalboの考える「引越し時の家具選び」です。
迷ったら、ぜひalboに相談してください。
家具の“未来の居場所”を、一緒に考えるお手伝いをさせてください。
