お洒落ご夫婦が選び抜いた、お家に馴染むハイセンスなコディネート
もうかれこれ10年ほどのお付き合いになるN様。
この度ご新居を建てられ、そちらのインテリアのご相談をいただきました。
ご自身で、完成イメージをしっかりと頭に描けていらっしゃったので、こちらとしてはそのイメージに合うものを案内したり、補足をさせていただきました。
まるで同業者さまと話をしているかのようなスピーディさで、N様のインテリアへの関心の高さに驚いたこともしばしばでした。
3Dパース(ダイニング)


納品写真(ダイニング)


3Dパースのイメージが、忠実に再現された仕上がりです。
アイコニックな照明 -PH5-
N様との打ち合わせの中で、最初に確定したアイテムがルイスポールセンの「PH5」でした。

時代を越えて愛される名作。
1958年の発売以来、60年以上過ぎた現在でも、色褪せない人気を誇っています。
現代の照明を代表する、最高傑作のひとつに上がる照明です。
そんな PH5 の、美しいデザイン(特徴的なシルエット)と、決して廃れることのない価値を踏まえ、N様はこの照明を選ばれました。

外側のどの角度から見ても、電球が見えないよう計算された独自シェード。
眩しさが抑えられた優しい光は、見る人をうっとりさせる力があります。
自分のお家に PH5があるというだけで、他の照明では味わえない幸福を感じれるに違いありません。


欅(けやき)の一枚板テーブルが、重厚感を与えてくれるなか、シンプルなチェアとベンチを合わせていただきました。

無駄のない、美しい後ろ姿です。
一見シンプルに見えますが、オーク材に黒塗装が施されたフレーム、グレー色のペーパーコードの座面は、ディテールに凝っていることが分かります。

Mellow/メロウ[Dining Chair]
使ううちに硬さがほどけ、やわらかさを纏(まと)うチェア。

座面中央に入ったスリッドが、すっきりとした印象を視覚で感じ取らせてくれます。
スチールの3本脚は、テーブルと同様で統一感があります。
3Dパース(リビング)

納品写真(リビング)

悩みぬいた末に決まったソファ
N様のリビングは開放感のある、広くて気持ちいいリビング。
だからこそ、サイズの制限も無いから迷ってしまいましたね。
ソファって見た目はもちろんのこと、サイズ・座り心地・生地感・メンテナンス性など・・・、検討要素がたくさんあるから迷いますよね。

最終的に、このソファに決定した背景は
「白色の柔らかな生地感」、「ブロック型のフォルム」
決め手になった理由は、これらがしっくりきたからでした。
生地感・デザインのトレンドを抑えながらも、クオリティ面でも安心なソファを永く愛用いただけたらと思います。

生地の表面がループ状になった、ふかふかの触り心地と、多層ウレタンで構造された吸い付くようにもっちりとした座面は、一度座ってしまうと人をだめにしてしまいます。
自由な組み合わせが可能


写真は、オットマンと2人掛けソファの配置を入れ替えたものです。


ソファに動きが出ると、個性的な空間演出を表現できます。
オットマン部分には背もたれが無いので、背面に抜け感が出て圧迫感軽減効果も◎
納品を終えて・・・

ご新居の着工前から、長い期間いろいろとやり取りをさせていただきました。
N様がマイホームを手にされ、新しい生活が始まる節目のタイミングに、インテリアを通して時間を共有させていただけたことが、なんとも言えない感情でした。
お客様でありますが、それ以上に身内のような近い存在に感じておりました。
そのような思いにさせてくれたのも、N様の皆様が気さくに私を受け入れてくれたからです。
あだ名呼びで、気軽に連絡をしてきてくれる感じが心地よかったです。
だからこそ、理想となる形を表現できたときに、ほっとしたのが本音です。
最後にはルームツアーをしてもらって、お家のこだわりを隅々まで見させてもらいました。(笑)
今度お邪魔するときは、引っ越しも終えて、さらにハイセンスなインテリアになっているんだろうな。
また次回もルームツアーお願いね!!

